取り木
りんごのとある栽培方法に取り組みたいのですが、ちょっとお金がかかりすぎる(というかやるだけの予算がない)ので地道にやっている最中です。
そんな地道シリーズの第1弾が”取り木”です。
取り木では苗木づくりに必要な台木という根っこの部分にあたるものをつくります。要は苗木づくりのための台木づくりですね。
地面からニョキっと枝が生えていますが、これが将来台木になります。
土の中には一本の枝が横に伏せてあります。ですのでこの取り木の方法は横伏せ取り木法と呼ばれています。写真は春のもの。
一本横に伏せるとそこから数本とれますね。
それで先に言ったように台木は苗木の根っこの部分になるので当然根が必要。ということで、
このように枝が出てきたら土を寄せます。籾殻をかぶせるようですが、省力的にできないかまわりの土でやってみてます。こうすることで枝の付け根に根の組織が形成される、ということですが。
土寄せの時期など細かなことは割愛。めんどくさいこと抜きにしてやれないか挑戦です。
草むしりはちゃんとやりました。今年の春〜夏は干ばつだったのでいくらか水もやりましたが。
そんなこんなで、
試しに掘り上げてみたらちゃんと根っこついてますね!葉はとっちゃいましたが。
これで苗木をつくれますが、ある程度の台木数が欲しいので、これを基にしてまた取り木してみようと思います。
前の仕事柄、先進的な栽培方法に触れる機会があったのですが知れば知るほどやってみたい栽培です。チャレンジすることには物凄いエネルギーを要すると思いますが、鉄は熱いうちに打てってことで、パッションのあるうちにやっていこうと思います。
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